JA北新潟

北新潟の農畜産物AGRICULTURE AND LIVESTOCK

豊かな香りとうまみが人気の
ブランド和牛。

にいがた和牛

通年出荷

清らかな雪どけ水と澄んだ空気、そして肥沃な大地。北新潟の自然に囲まれて育った「にいがた和牛」は、安全で安心、コクがありまろやかな上質な味わいが自慢です。JA北新潟管内では、毎年肉牛全体で約600頭の出荷をしており、その内「にいがた和牛」として出荷を目指すのは約130頭です。県の「にいがた和牛推進協議会」が定めた次の4項目の要件を満たした牛だけを「にいがた和牛」と呼んでいます。

  1. 黒毛和種の去勢牛又は、未経産牛であり血統が明確であるもの。
  2. 新潟県内で肥育され最長飼養地が新潟県内であるもの。
  3. 品質規格等級において「A」「B」3等級以上のもの。
  4. 家畜個体識別システムにより、生産から出荷までの移動履歴の確認が出来るもの。

村上牛

にいがた和牛のうち村上市、関川村、胎内市で飼育された格付け等級が「A」「B」4等級以上のものを「村上牛」と呼びます。

平成8年度に全国肉用牛枝肉共励会で最高位の名誉賞を受賞、おいしさ日本一に輝いた村上牛。ちなみにこの年度には出荷した8頭のうち全国一の評価を受けた1頭のほか5頭も入賞するという快挙を成し遂げ、高級ブランド「村上牛」の名を不動のものとしました。

村上牛飼育は、まず良質な素牛を厳選することから始まります。生後10ヶ月の子牛を地元、県内をはじめ岩手、宮城、山形などから購入し、粗飼料(コシヒカリの稲ワラ、乾牧草)を毎日与え、大麦、大豆、とうもろこし、ふすまなど約7種類の穀物を配合して出荷まで約22ヶ月間肥育。この穀物配合割合と、文字通り山紫水明、風光明媚な村上の環境、そして牛に対しての心配りと愛情が「同じ黒毛和種でも村上牛はひと味違う」と言われるおいしさの秘密です。

新発田牛(しばたうし)

令和3年3月30日、新たなにいがた和牛の地域ブランドである「新発田牛(しばたうし)」がにいがた和牛推進協議会で承認されました。新発田牛は日本食肉格付け協会の5段階評価のうち、4等級以上となり、にいがた和牛よりもさらに品質の高い牛肉となっております。