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大豆探し【JAコラム】

2021年02月20日コラム

食育インストラクター●岡村麻純

息子は小豆が大好きです。ケーキより和菓子を好みます。そこでいつも小豆をまとめて煮て小分けして冷凍し、アイスにのせたりパンに付けるのはもちろん、カボチャと一緒に煮たり、お米と炊いたり、おやつにも食事にも登場します。小豆はタンパク質が豊富で必須アミノ酸を多く含み、便通促進効果があるとされるサポニンも含まれているので、親としては、豆類、小豆や大豆製品をしっかりと食べてくれると安心です。そんな話を息子にしたら、まさかの「大豆は食べてないよ」という返答が。いやいや、たくさん食べていますよ。ということで、おうちにある物で、大豆からできている物を探してみることにしました。

豆腐、厚揚げから始まり、納豆と次々見つけていくと、子どもたちは宝探し気分。しょうゆ、みそまで見つけると、子どもたちはびっくり。「大豆ってすごい」と喜んでいました。ちなみに娘が大好きなエダマメは大豆の若者だよと話すと、さらに驚き、「大豆いっぱい食べていたね」と大発見でした。
 大豆のすごいところは、脂質、タンパク質共に豊富なところです。人間の体内のタンパク質は20種類のアミノ酸からできていますが、そのうち9種類は、体内では作ることのできない必須アミノ酸です。大豆にはその必須アミノ酸が全部含まれています。そのうちのリシンやトリプトファンが多く含まれていますが、これは穀類には不足しがちなアミノ酸です。つまり、ご飯とおみそ汁というコンビは、少ない必須アミノ酸をお互いに補い合っている最強コンビなのです。和食って素晴らしい。

その夜、豆腐のおみそ汁を食卓に出すと、息子は「ママ、大豆に大豆を入れちゃってるよ」と笑いながら、普段残しがちなおみそ汁をきれいに飲み干してくれました。知るということがきれいに食べようという気持ちにつながってくれたことがとてもうれしかったです。

岡村 麻純(おかむら ますみ) 1984年7月31日生まれ。お茶の水女子大学卒。大学で4年間食物科学を学び、食生活アドバイザーなどの資格を持つ。

公式ブログ:https://ameblo.jp/masumiokamura/

JA広報通信1月号より

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