令和６年９月　会長あいさつ

　昨年の稲作は、高温や少雨渇水により、等級や収量に大きく影響しました。その結果を踏まえ、営農指導員を中心に一生懸命対応して参りました。ＪＡ北新潟は、コメの生産農家から１０１万俵の出荷契約をいただいております。コメの結集がＪＡへの信頼度とみて取り組んでおります。いよいよ米集荷がスタートします。今年は「五穀豊穣」となることを心から祈っております。

　本年11月14日には、第40回新潟県大会が開催されます。現在、議案内容を協議中ですが、テーマは「新潟の農業とくらしを支える協同の力」とし、３つのめざす姿「持続可能な農業の実現」、「豊かでくらしやすい地域づくりへの貢献」、「不断の自己改革の実践を支える組織・経営基盤の強化」を掲げ、ＪＡグループ一体となり取り組んでいくこととなります。

　近年の農業情勢の厳しさに対し、ＪＡの役割をどう果たすかが課題であります。食料･農業･農村基本法が改正され、国民の農業への関心が高まりつつあると認識しております。人口減少による担い手不足、耕作放棄地の増加など多くの課題がありますが、ＪＡ北新潟は、農業経営の継続に向けて、総力を挙げて実践してまいります。

　農家の皆様におかれましては、収穫時の農作業事故には十分注意していただき、地域の皆様が、健康でご活躍されることを祈念し、ご挨拶とさせていただきます。

令和６年９月吉日
ＪＡ北新潟　経営管理委員会会長　齋藤　松郎