令和６年４月　会長あいさつ

　３月１日、ＪＡ北新潟が発足しました。この合併に至るまで、多くの方々の協力があったこと、また発足セレモニーが円滑に行われたことに、改めて感謝を申し上げます。

さて、令和６年度がスタートしました。依然として、農業情勢は厳しい状況であります。合併により４ＪＡの事業が一本化されましたが、真に一体化し、お互いの歯車が噛み合うまでには、もう少し時間がかかる状況でありますが、各事業部の計画達成には全力で取り組んで参ります。

先般、「令和６年度ＬＡ決起集会」が、かみはやし事業本部で行われました。今年度は、ＬＡ５３人体制で取り組んで参ります。令和５年度は全国表彰３人、新潟県表彰１０人と奮闘しました。高位平準化を目指し、組合員、地域の皆様の生活向上に努めていきたいと考えております。

ＪＡ自己改革の重点事項「地域との対話による意思反映」を掲げ、「担い手懇談会」を実施し、旧ＪＡ４地区から法人、個人の農業者８人に参加していただきました。「これからのＪＡに期待している」として、２時間半に亘り様々な意見を頂戴いたしました。合併初年度は新ＪＡとして注目される機会ととらえ、営農活動を重視し、事業展開して参ります。農業人口の減少、担い手不足からもＪＡの存在価値は非常に高まっております。今後の農業経営を支えることを念頭に、適時情報を発信しながら、出向く体制を展開して参ります。

これから農繁期に入ります。春作業におかれましては、農作業事故が起こらぬよう十分ご留意いただき、今年こそは「五穀豊穣」となりますよう、また組合員と地域の皆様が健康でご活躍されますよう祈念し、ご挨拶とさせていただきます。

令和６年４月吉日

ＪＡ北新潟　経営管理委員会会長　齋藤　松郎