JA北新潟

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令和6年7月 会長あいさつ

2024年07月10日会長メッセージ

 能登半島地震の発生から半年を迎えました。今も災害の爪跡が色濃く残っている現状であります。被災地の一日も早い復興を、心からお祈り申し上げます。

 さて、最近の当JAの状況としましては、令和5年度決算監査を終え、みのり監査法人の監査を経て、決算を無事終えることができました。去る5月25日には、通常総代会が開催され、全議案可決決定されました。ご承認いただきましたことに深く感謝申し上げます。

 第1回通常総代会 第7号議案で決議いただきました子会社への事業の一部譲渡につきましては、「施設型購買事業(葬祭・燃料・車輌)」を子会社へ移行する準備を進めております。方向性としては、来年の3月1日を目標に旧JA胎内市の燃料・車輌事業から譲渡を進めたいと考えております。なお、旧JA岩船、旧JAかみはやし管内の関係事業につきましては、引き続き速やかに行いたいと考えております。

 組合員との対話活動については、4月から6月にかけて、旧4JA担い手生産者との意見交換、各支部女性農業者12人を参集した懇談会、青年部の青年農業者との懇談会を行いました。現状における課題が提起され、新JAに望む期待は大きいと受け止めさせていただきました。支部・地区ごとの考え方や手段に違いはありますが、お互いの優れた所や長所を生かし、努力を続けていくことで、組合員のみなさまの課題を一つ一つ解決していきたいと考えております。 

 需給調整の取り組みでは、令和6年産の主食用米の生産目標数量が全国で669万トンと昨年同様となっております。米価維持に向けてJA系統がより一層実績を積み重ねることが最重要課題であります。コメ主産県としての誇りを持ち、目標達成に向けて引き続き取り組んで参ります。 

 合併から4か月経過し、各JAが取り組んできた業務方法等、お互いに慣れない部分がありましたが、今ようやく歯車がかみ合ってきたと感じております。これからが本番。役職員一丸で事業間協力し合い、様々な難局を乗り越えてまいりたいと考えております。

 管内の農畜産物が順調な実りとなりますよう、また組合員と地域の皆様が健康でご活躍されますよう祈念し、ご挨拶とさせていただきます。

令和6年7月吉日

北新潟農業協同組合 

経営管理委員会会長 齋藤松郎

 

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