令和7年6月 会長あいさつ
2025年06月10日
合併後2回目となる通常総代会を5月31日に開催しました。提出した議案全てご承認いただけたことをご報告申し上げます。
主に今般の「コメ問題」の考え方について、総代の方々にご発言いただきました。
「コメ問題」については、政府備蓄米の随意契約が打ち出されました。高騰するコメ価格の鎮静化を狙ったものであります。コメの価格相場が上昇し、国民の大切な食料であるコメが、投機の目的になっているという現実が、本当に遺憾でなりません。このまま価格が一定程度下がらなければ、消費者のコメ離れが進んでいきかねません。
JAは消費者に対して1年を通して、確実に食料を供給する責任があります。消費者にとって妥当なコメの価格と、生産者が意欲を持って生産に取り組める再生産が可能なコメの価格のバランスも重要になってきます。消費者への安定的な供給のため、まずは令和7年産米をJAに結集していただけるよう目標の100万俵(1俵/60kg)に向けて、全力で取り組んで参ります。
JA北新潟は、組合員や地域の皆さまから信頼される事業経営を目指して参ります。引き続き、ご愛顧の程をよろしくお願いするとともに、組合員と地域の皆様の健康を祈念し、ご挨拶とさせていただきます。
令和7年6月吉日
JA北新潟 経営管理委員会会長 齋藤 松郎
