胎内地区でドローンによる大麦防除実施
2024年05月07日トピックス
胎内営農センターは、4月26日、5月3日の2日間、管内で大麦赤かび病防除を実施し、初めて農業用ドローンにより行いました。防除は管内約25ヘクタールの大麦圃場で毎年出穂期に合わせて行われています。昨年までは無人ヘリコプター1台で行っていましたが、本年度から作業委託し、業務の効率化や作業時間短縮を図るため導入に踏み切り、農業用ドローン2台で実施されました。
麦類の赤かび病は人畜に有害なかび毒であり、農産物検査において混入率0.0%と定められており、防除の徹底が求められています。5月下旬には、防除状況の確認として、各関係機関による圃場巡回が予定され、6月上旬頃に大麦は収穫期を迎えます。
胎内営農センター諸橋慎一担当は「適期に2度、防除を行うことで効果を上げ、赤かび病の予防を行っています。今後も適期防除を実施し、胎内市産の大麦の品質を支えていきたい」と話しました。